講座のご案内

[12]老いて介護を受ける自分を想像できますか(老いの生き方と終末への準備)

講座回数:全3回

受講料 ¥ 2,000 税込

※登録料として1,000円が別途必要です(1回限り)。

昨今は、「人生100年時代」と言われています。健康寿命の延伸により超高齢化社会といわれる現在、家族の形も親族世帯から核家族へと大きく変遷し、介護のありようもまた大きく変わりました。今では、施設介護が当たり前の時代になり、高齢者の終の棲家は、自宅から施設へと変化しています。
施設で過ごすということはどういう事か、その中でどう生きどのような終末を迎えたいのか、そう遠くない自分自身の老いの生き方や終末への準備について考えてみたいと思います。

こんな方におすすめ

・自分が老いて介護が必要なることへの不安を感じている。
・施設の種類が多くてどの施設を選べばいいのかわからない。

時間

14:00~15:30

会場

第一地区コミュニティセンター セミナールームA・B

定員

25名

単位数

1単位

募集に関する詳細は募集要項をご覧ください。

申し込み

日程 講座内容 講師
1 R6
9/6
(金)
■介護施設ってどんなところ
介護が必要となった時、在宅か施設かの選択を迫られます。在宅サービスを使いながら住み慣れた場所で過ごすことができればそれに越したことはありませんが、多くの場合、施設入所が現実となることも少なくありません。
施設での生活とは、どのようなものなのでしょうか。
介護施設は、その種類も多岐にわたります。まずは、それぞれの特徴を知ることから始めましょう。
そして、施設で過ごす上での課題を理解し「施設生活が納得のいく終の棲家」となるような機会にしましょう。
介護付き有料老人ホーム
ウエルネスふらま
介護支援専門員
渡邊 八千代
R6
9/13
(金)
■認知症の理解とケア
海外の研究では、2007 年(平成 19 年)に日本で生まれた子供の半数が 107 歳より長く生きると推計されています。こうした寿命の延伸が及ぼす社会問題の一つに認知症患者の増大があげられます。
認知症の程度にもよりますがその多くは、施設理解ができず混乱し家に帰りたいと訴え続けます。より長くなじみの環境(家庭、地域)で暮らすためには、認知症の行動理解とケアを誰もが自分事として考えていく必要があります。
R6
9/20
(金)
■介護、終末への準備やむなく施設入所を選択することになったとしても、その中で納得し自分らしく生きる準備、そして終末の準備は健康である今だからこそできます。その準備の一つ一つを施設での経験事例を紹介し一緒に考えてみたいと思います。

単位認定基準:全3回全ての出席・小テストの合格(講座の最終回で実施)